1.コンピュータの識別
コンピュータネットワークには、多くのコンピュータが接続され、多くのユーザが存在します。ネットワークを介して情報をやりとりするためには、それらのコンピュータやユーザを何らかの手段で識別する必要があります。識別することができなければ、メールを送ったり、Webページにアクセスすることもできないことになります。
企業内などの閉じたネットワークであれば、そのネットワーク内でコンピュータやユーザを識別するルールを定めてしまえばよいことになりますが、世界中のコンピュータネットワークに接続されたネットワークであるインターネットでは、インターネット全体で共通化されたルールに基づいた識別がなされる必要があります。
その識別の手段として、インターネットの標準的な通信プロトコルであるTCP/IPではIPアドレスが使用されていることは、すでに今までの勉強会で学んできました。 IPアドレスは32ビットの2進数で表され、それをさらにわかりやすくするために8ビットずつ区切って10進数で表すのが一般的です。
この数字の羅列であるIPアドレスは、TCP/IPが動作しているコンピュータにとっては、わかりやすい(処理しやすい)識別子なのですが、人間にとってはわかりにくい(覚えにくい)識別子です。
ということで、IPアドレスとは別に、人間にとってもわかりやすい(覚えやすい)識別子を、インターネット上で重複しないように、そして楽に管理できるように割り当てることができる手段が求められたというわけなのです。
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