ここ半年ぐらい、頸椎ヘルニア(らしい)からくる腕の痛み、しびれなど体調の不良が続いており、色々な面でテンション下がり気味。
特に先週は痛みがひどく、2か月前に使い切っていた痛み止めの薬(座薬がイチバン!)を処方してもらいに通院したりで、仕事にもなかなか集中できない状態でした。

「仕事に集中できない分、週末に仕事をせざるを得ない状況になる」 ⇒ 「とは言え、週末ぐらいは仕事を忘れたい」 ⇒ 「でも、やらなければならないことが一杯溜まっている」 ⇒ 「イライラするけど結局、何もできない」という悪循環状態へと陥っています。
でも、こんな状態では何ら改善は図れない!と思い、先週末(11/27)はしっかりと自分のやりたかったことをやろう!と決意し、昨年は結構いろいろ楽しんだ「街歩き」へと出かけることとしました。

題して 「東京スカイツリー 〜 オカンとオトンと時々...?! 〜」 です。



下町を歩いてみたいと思っていた先週末、コンビニで立ち読みしていたら、ちょうどいい本を発見。
まっぷる「東京下町散歩」(昭文社刊:ISBN978-4-398-26745-0:\800)という本で、ちょうど自分が訪れてみたいと思っていた両国、浅草界隈について載っていたので、今日はこの本を片手に下町ウォーキングへと出かけました。

今回のウォーキングのスタートは総武線の両国駅。駅名表示にも「相撲の地」を感じます。


大相撲は現在、九州場所の最中ということで、国技館は静まり返っていました。

でも、今回のウォーキングの最初の予定スポットは「江戸東京博物館」。
国技館隣に奇抜な姿でそびえたつ建物で、総武線で両国を通るたびに「一度来てみたい!」と思っていた博物館です。

江戸東京博物館のページ


ちなみに、この江戸東京博物館の分館である「江戸東京たてもの園」(都立小金井公園内)には子供たちを連れて何回か訪れたこともあり、ぜひ本館である「江戸東京博物館」にも行ってみたいと思っていました。

江戸の町並みを再現した模型。

館内が薄暗く、フラッシュを使っての撮影も制限されているのでなかなかきれいに写真を撮れませんでしたが、館内の模型はどれも人々の動きも含めて細部まで作りこまれており、非常に興味深く見ることができました。


松の廊下。

歌舞伎の演目である「忠臣蔵」の題材となった赤穂浪士の討ち入りの発端となった「赤穂藩藩主浅野長矩が吉良義央に切りつけた刃傷沙汰」が起こった場所と言われています。


「忠臣蔵」は加害者とされた浅野が即刻切腹となり、被害者とされた吉良はおとがめなしとされ、その結果を不服とする家老大石良雄をはじめとする赤穂藩の旧藩士47人(赤穂浪士、いわゆる“赤穂四十七士”)による、元禄15年12月14日(西暦1703年1月30日)の本所・吉良邸への討ち入り及びその後の浪士たちの切腹までを題材にとった物語です。

江戸時代の大店(おおだな)、呉服屋「越後屋」の店頭風景。

越後屋は現在の三越百貨店の前身で、三越の商号は当時の屋号「越後屋」と創業者の「三井家」からとったものです。

三越 - Wikipedia


15分に1回、店頭の暖簾が下がるとのこと。模型の前でしばらく感動の瞬間を待ち続けました。


江戸時代の庶民の長屋での暮らしぶり。

棟割り長屋の構造がきちんと再現されていました。ちなみに、この浪人の部屋の裏側では江戸時代の出産シーンが再現されていました。


纏の重量感を体験。
ちょっと持ち上げるぐらいならばそんなに重い感じはしませんでしたが、この纏を持って屋根の上に上がり、火事の最中に振り続けるのはちょっとキツそうです。


「明治の東京」ゾーンでは公衆電話(当時は自動電話と呼ばれていたようですね)を発見。
公衆電話を見かけるとついつい近づいてしまうのは職業病?!


江戸東京博物館は結構サラッと流して見ても2時間程度掛かりましたので、じっくりと「江戸」を知ろうと思ったら丸1日掛けて見ることをお勧めします。
館内には寄席(えどはく寄席)もあり、午前、午後各一回、落語や漫談等を演じていますので、のんびりと寄席を楽しむのも面白そうです。

博物館3Fの「江戸東京ひろば」の大江戸線両国駅側の端からは、建設中の東京スカイツリーを望めます。

この日初めてのスカイツリーとの遭遇です。(この後、浅草に向かっていくと、どんどん近くなる感じで、常にスカイツリーが見えるところを歩いている感じですが。)


博物館見学を終えると既にランチタイム。

ランチは浅草でゆっくりと食べようと思っていましたが、浅草まで歩いていくにはちょっと栄養補給が必要ということで、博物館近くの「浪速家本店」でたい焼き屋を購入し、近くの都立横綱町公園にて小休止。

実はこの「浪花家本店のたい焼きを楽しむ」は予定通りの行動ですが...。


浪花屋本店は麻布十番にある「浪花屋総本店」(東京の3大有名たい焼き店とのこと)と同年創業の老舗で、総本店の兄弟子が出店した店で「浪花屋」を名乗ることを認められたとのことです。

店内で食べることは可能ですが、「一人2個以上買った場合に限る」という条件があるようです。


購入したたい焼き

最近、「もっちりたい焼き」と称して、皮が厚めでもっちり感を強調している店もありますが、ここは「薄皮」にこだわった焼き方。

パリパリの皮の中に甘すぎない餡がたっぷり入っており、空腹感を感じていた私たちは満足感でいっぱいでした。
これで浅草まで歩けるぞ!


横綱町公園に隣接する安田庭園にて。
ここは旧安田財閥の庭園を都が買い取り、さらに区が払い下げを受けた区立公園となっており、中央にある池に向かって配されたベンチは来訪者の憩いの場所となっていました。

池に向かって張り出しているモミジの葉が見事に色付いており、紅、黄、緑のコントラストがとてもキレイでした!


安田庭園から墨田川に出て川沿いの遊歩道を歩いていると、カモメにエサをあげている風景に出会いました。

河口近くならではの風景ですよね。中野辺りだと河原にるのは鴨か鳩、あとはカラスぐらいです。


カモメはシャッターを切るまでじっとポーズをとって待っていてくれました。


浅草近くの厩橋から見たスカイツリー。

昨日時点での高さは497mとのこと。高所恐怖症の私としてはてっぺん近くのクレーンで作業している方々が下を見下ろしたときの光景を考えただけで、フラッとなりそうです。

東京スカイツリー

GO! GO! TOKYO SKY TREE by OBAYASHI

完成すれば東京の下町の、いえ、ニッポンの新名所となることは間違いなし。


両国から隅田川沿いを歩くこと30分程度で浅草に到着。カモメとスカイツリーを眺めながらの川沿いウォーキングは快適でした。

で、雷門の前で記念撮影。

東京に住んでいると東京の名所は結構行かないものです。
私は50年近い人生で、浅草寺を訪れたのは3回目。東京タワーも展望台まで上がったのは3回ぐらいですし...。


仲見世は観光客で大賑わいで年の瀬のアメ横状態でした。

さすがに東京でも有数の観光地。外人観光客が多く、飛び交う言葉はグローバル!


家族の無事、子供たちの受験合格、自分の体調回復など、少ないお賽銭でいろいろお願いしてしまいました。

お守りも買って帰ろうかと思いましたが、既にいろいろな神社仏閣でお守りをゲットしており、これ以上お守りを買っても神様、仏様が喧嘩しかねない!とのことで、お守りは求めず、ただひたすらお祈りしてきました。


浅草寺境内の紅葉も見事!

ここのところ、ずっと、どたばたと過ごしていた私にとってご褒美でしょうか。(ウソウソ!)


浅草寺の五重塔とスカイツリーを並んで撮れるところはこのポイント!とガイドブックに紹介されていたポイントから。

多くの人が「ツーショット」をカメラに収めていました。


実は、両国を出るときにかなりお腹が空いていたのですが、「浅草で評判の蕎麦屋さんでランチにしよう!」と思い、途中、たい焼きでちょっと栄養補給をしたものの「ランチ、ランチ!」と心の中で思いながら歩いていましたが、目指す浅草の蕎麦屋さんはどこも長蛇の列。

結局、どこも入れずに「お腹すいたなぁ!」と思いながら歩いていました。

で、仲見世の一本裏の道を歩いていたら、行列ができている「メンチかつ」屋さんに遭遇。

実はこの店もガイドブックでチェック(ポストイット貼り付け済)していたお店。すいていたら買ってみたいと思っていました。


ガイドブックの記事。

「まずは何もつけずに、洋がらしをつけても◎」と記事にもありますが、店頭にはからしは置いてあるものの、ソースは置いてありません。

からしは好みの範疇でつけてもOKだけど、ソースはメンチかつ自体の味を楽しむには「余計なもの」ということでしょうか。


さっそく購入の列に並びました。

揚げてあるメンチを袋に入れて客に渡すだけなので、列はどんどん進み、私の番になったところでちょうど保温グリルにあった在庫がなくなり、2分ほどの待ち時間。

2分待たされたのは超ラッキー!
揚げたてのメンチかつをゲットすることができました!

早く食べたい思いと、せっかくだからカメラに収めなきゃ!という思いが交錯し、ピンぼけ写真となってしまいました。

本物の美味しそうなメンチの画像は「浅草メンチ」のHPでご確認ください。

浅草メンチ


で、感想。 めちゃくちゃ美味しいです!

「メンチ」って、日本人にとってはコロッケよりも身近に感じられるお惣菜ではないかと思います。

揚げたての「浅草メンチ」のメンチかつは、ひとくち食べた瞬間に口の中がやけどしそうな熱い肉汁が染み出てきてきますが、ひき肉自体に絶妙な味付けがされており、ソースなんか全然いらずに美味しくいただけました。

二人とも美味しいメンチを食べて、「まぁ、ランチはいいか!」という思いになり、この後は浅草の和菓子の老舗で「栗むし羊羹」を買えれば浅草訪問の目標達成!の気持ち。

で、チェックしていた雷門前の和菓子屋、「龍昇亭 西むら」へ。

ここの「栗むし羊羹」はガイドブックで見ても「美味しそう!」な一品。

1本で1,000円近くするので、我が家としては1本購入し、お祖母ちゃんへのお土産としても、一切れのおすそ分けとさせていただきました。


ガイドブックの記事。

西むら - 浅草うまいもの会


買ってきた栗むし羊羹に入れられていた「西むら」の由緒に関する記載。

⇒ クリックで拡大表示します。


購入してきた栗むし羊羹。

栗がぎっしり入っており、どこで切っても栗がたっぷり入っていて、家族内での騒動もありません!


いかがでしたか、我が家の下町チョイ歩きツアー記。

都内でもまだまだ見ていない名所が一杯あると思います、これからもときどき奥様と週末の散歩に出かけ、東京人の知らない東京を見つけてみたいと思います。