1月に入ってから毎週土曜日は出勤(ちなみに最終週は土日出勤)ということで、ここらで少しリフレッシュと思い、2月最初の週末は久々に土日とも仕事を忘れて過ごすことに決めました。
じゃあ、休んで何をしようかというと、結局、ウチでゴロゴロしてしまいそうだったので、久々に「歩き」に行くかと、都内の里山散策コースを検索し、見つけたのが「多摩自然遊歩道」です。

きまぐれハイキング:多摩自然遊歩道

読売ランド前駅(小田急)から、読売ランド、川崎市フルーツパーク、小沢城址緑地等を経て稲田堤駅(JR/京王)までの多摩丘陵の里山を歩くコースです。
仕事の都合で京王相模原線(調布〜橋本)をよく利用しますが、稲田堤から多摩センタ−あたりまで、橋本に向かって進行方向左側は山(丘陵地帯)が続いており、普段はボーっと眺めている景色でしたが、この辺りにちょっとしたハイキングコースがあるということで、楽しみです!

新宿から小田急線の各駅停車で読売ランド前へ。前日も帰りが遅かったので、電車に乗っている間は爆睡してしまいました。

さぁ、「里山ハイキング」の始まりです。

駅の上に掛かる歩道橋を渡ると案内看板があり、指示に従って進みますが、しばらくは住宅街を歩く感じで本当に道が合っているのかちょっと不安。

プリントアウトしてきた地図には「クリーニング店」がある二又の道を左に行くというような記載があるんだけど、クリーニング店が無い!

それでも、何とか遊歩道の入り口を見つけて、里山散策のスタート。

読売ランドまでの道は「ハイキングコース」というよりは「遊歩道」という感じで、路面も完全に整備されており、 ちょっと自然と接触できる散歩道という感じです。

右手に見える看板には「スズメバチに注意」とのこと。ここら辺りにちょっとワイルドさを感じてしまいます。

ちなみに私はハチが超苦手で、この看板を見たときは引き返そうかと思ったのですが、活動時期は5月〜11月とのことで、とりあえずは先に進むことにしました。

遊歩道をしばらく歩くと目の前が突然開けて、「健康の森」の広場がありました。

ここでは小さな畑を耕しており、住民の憩いの場となっているようです。

このあと、しばらく進むと舗装路に出て「里山第1セクション(?)」は終了。しばらく住宅街を歩いていると何やら立派な建物が。

ジャイアンツの寮がありました。

星飛雄馬や番場蛮もここで暮らしていたのでしょうか?(ウソウソ)

「常に紳士たれ」がモットーのジャイアンツですから、きっと門限破りをする選手なんていないんでしょうね。

まぁ、アンチ巨人の私には「どーでもいいこと」ですが...。

タイガース、頑張れ!

読売ランドの駐車場わきをしばし歩くと、サッカーグランドに突き当たります。
このグランドには長男が所属していた杉並FCの先輩の試合を見に来たことがありました。

ちなみのここは東京ベルディ&日テレベレーザの練習グランドで、運が良ければ練習風景にも遭遇できるようです。

読売ランドのサッカーグランドから、隣接するフルーツパーク(川崎市農業技術支援センター)へと向かいました。

農業技術支援センター

この農業技術支援センターでは、梅、梨、栗、柿などの樹林や、熱帯果樹温室でのバナナやパパイヤなどの栽培の研究に取り組み、川崎市での「農」のあるライフスタイルを支援している研究施設です。

ということで、フルーツパークの一番の見学スポットである熱帯果樹温室を見たいと思いましたが、残念ながら工事中で見学できず。残念です。

フルーツパークから舗装路を少し歩くと寿福寺に到着。

境内には白梅、紅梅が咲いており、「春の訪れまであと少し」という感じです。

寿福寺

寿福寺の白梅

寿福寺の紅梅

寿福寺は寺の境内の隣に見事な「梅林」を持っており、多くの白梅、紅梅が植えられていました。(一般には公開していないのかもしれませんが)

寿福寺の池の鯉。

寒いせいか、池の底にある穴の中に身を寄せ合って入り込んでいました。

寿福寺からはしばし住宅街を歩き、里山第2セクションの入り口へと向かいます。

ちなみに住宅街の中にも「本来は」判りやすいように遊歩道の案内板が設置されているのですが、その案内板の前に近所の歯科医や会社の看板が立てられており、せっかくの案内板が機能しない状態となっていました。

里山第2セクションの入り口は民家の裏庭のようなところ。

ここにも一応案内板があるのですが、やはり歩いてきたコースからは全然目に入らず、しばしうろうろしてしまいました。

山道に入ってすぐ、「マムシに注意」の立札。

かなりうっそうとした森なので、マムシだけでなく、タヌキとかも居そうです。(さすがにクマはいないでしょうが)

里山第1セクションのような整備された遊歩道を想像していたのですが、こちらは普通の「ハイキングコース」で、自然をより強く感じられます。

市が整備しているハイキングコースなので、急な坂道には階段状の足場が作られていましたが、全体的に第1セクションよりはワイルドで、「山歩きしてる!」という気分になれます。

しばらく登り道を進んでいくと、小沢城跡に到着。

小沢城

小沢城は鎌倉時代初頭、小沢小太郎(源頼朝の重臣として活躍した稲毛三郎重成の子)の居城で、この地域の支配にあたっていたものと考えらるとのこと。

また、丘陵地形が天然の要害を形づくっているこの地は、鎌倉道が通る交通の要衝で、多摩川の広い低地や河原をひかえていたため、鎌倉時代から戦国時代にかけてたびたび合戦の舞台になっていたとのことです。

小沢城址をめぐる空堀の跡。(ちょっと判りにくいかもしれませんが)

空堀跡意外にも物見櫓、土塁などと思われる城の遺構が残っています。

この辺は神奈川県(川崎市)と東京都(稲城市)の県境が入り組んでいるようで、山道を歩いていると、何回か、この都県境を示す道標に出会いました。

浅間山の山頂。ここも小沢城の城址の一部とのことで、「浅間神社」の小さな祠がありました。

小沢城址の石碑前で記念撮影。

最初、携帯で「自分撮り」をしてみましたが全くうまくいかず。結局、10分ほど待って次なる来訪者にシャッターを押してもらいました。
(それほど、ひっそりとしている...。)

ここからは住宅地に向かってひたすら下り道が続きます。

写真では平らな道に見えるかもしれませんが、結構な急坂(斜度が大きいところは階段状の足場があります)で、調子に乗って下っていたら、2日後(悲しい)に脚に筋肉痛が訪れました。

やっと、稲田堤辺りの住宅街へ「下山」。

家を出るとき、奥様に「飲み物はコンビニで適当に買うよ」と言ったら、「コンビニ、無いかもよ」と言われ、まさかそんなこともあるまいと思っていましたが、結局、読売ランド前駅の駅前にあったコンビニを見て以降、「下山」するまでコンビニに遭遇しませんでした。(^_^;)

下山口(逆からは登山口)を住宅街側から眺める。

下山口に到着する直前に60代ぐらいのオバサン集団とすれ違いましたが、トレッキングシューズはおろか、スニーカーも履いておらず、全員が革靴(ヒールの低いパンプスみたいな靴)で、そりゃ大変だろう!と思いましたが、きっとパワフルなオバサン・パワーできっと困難を克服するのでしょう。

がんばれ!

下山後は、菅小谷緑地(ここは平地です)を抜けて、薬師堂へとお参りした後、稲田堤駅へと向かいます。

京王相模原線沿いを流れる三沢川。

三沢川

三沢川は稲田堤あたりでは「整備された河川」というイメージですが。もう少し上流の稲城駅あたりでは自然の河川に近いイメージがあります。

10時頃に読売ランド前駅をスタートし14時頃に京王稲田堤駅ということで、4時間の里山ハイキング、久々に身体を動かせて楽しかったです。

稲田堤に着いたら電車に乗る前に蕎麦&ビールで自分にご褒美しようかと思っていましたが、京王稲田堤の駅の周りには飲食系が非常に少なく、泣く泣く空腹のまま電車に乗って新宿まで戻り、カレーハウスで「カツカレー」を食べて帰宅の途につきました。

次はもう少し暖かくなった頃(でもスズメバチが活動を始める前!)に奥様と二人で出かけてみたいと思います。

おしまい。