パパと良太の小さなたび 〜 会津若松城とソースカツ丼の旅 〜


Silver Week の4日目はイン○○エンザも完治し、やっと外出許可がでた良太と小さな旅にお出掛けを計画。前日、中野駅のびゅうプラザで「会津の名物 ソースカツ丼」の日帰りツアーを予約してきました。
Silver Week 中ということで、満員覚悟で駅に行きましたが、何とか席も取れて旅の実現です。

会津若松までの往復の交通費と「ソースカツ丼」食事券がセットとなった日帰りツアー。
この「ソースカツ丼」が後でいろいろ大変なことになるとは思いもしませんでした...。

「MAXやまびこ105号」で郡山へ。

この電車で東北へ旅立ちます。

郡山駅到着。ここから磐越西線に乗り換え、会津若松駅へと向かいます。

磐越西線 - Wikipedia

>会津若松まではヘッドマークに「赤べこ」を描いた電車で向かいます。
ローカル線だし、そんなに混まないだろうと甘く見ていましたが、会津の人気ゆえか、新幹線に連絡している普通電車は満員状態。

私たちは最後尾車両で運転席から去りゆく線路沿いの景色を眺めながらの旅となりました。

すすきがたなびき、稲穂が実る中、磐越西線は単線の線路をひた走ります。

猪苗代を過ぎた辺りから進行方向右手に磐梯山が見え隠れします。

山肌にはスキー場も見えて「あー!昔はあんな斜面を滑っていたんだなぁ!」と過ぎ去ったスキーヤー時代(^^ゞを思い起こさせてくれます。

磐梯山 - Wikipedia

郡山から会津若松には1時間程度で到着。
途中、猪苗代からは座ることもできて良太は爆睡。

市内を巡るバスが数分後に出るということで、ドタバタとバス乗り場へ。

会津若松駅 - Wikipedia

市内を巡るバスは順路により「あかべぇ」と「ハイカラさん」の2コース。
フリー乗車券(\500)を購入すれば、この2コースのバスは乗り放題とのことで、サクッと乗車券を購入してバスに乗車。

最初の目的地である「飯盛山」へと向かいます。

まちなか周遊バス - Wikipedia

こちらは「ハイカラさん」

今回は、駅から時計回り(地図上で)だったので、ずっと「あかべぇ」への乗車でしたが、市内のいろんなところを行ったり来たりする場合は、「あかべぇ」に乗ったり「ハイカラさん」に乗ったりと、フリーバスを活用することになると思います。

会津若松駅からバスに乗ること約10分で最初の目的地である「飯盛山下」に到着。

飯盛山は幕末の戊辰戦争の際に会津藩の青少年部隊「白虎隊」の自決の地として、観光地となっています。
慶応4年の戊辰戦争で攻め込まれた西軍の攻撃に屈するより、自決を選んだという白虎隊19名の墓碑があります。

飯盛山 - Wikipedia

白虎隊 - Wikipedia

前々日、高尾山に登っていた私としては、かなりスネが張っている状態でしたが、下から見上げるとそんなに辛そうな石段でも無さそうだったので、歩いて上がることにしました。

見上げると結構急斜面です。

途中でバテたらどうしよう?!

ほぼ上り詰めたところから下を見下ろす。
下から見上げるほど大変ではなく(というか、全然チョロかった。)あっという間に登り切ってしまいました。

前々日に登った「高尾山」の1/50程度のレベルというところでしょうか。

白虎隊自刃の地から若松城(鶴ヶ城)の方面を望む。

アップにするとアンテナ状のポールの先に鶴ヶ城が見えます。

展望台から「さざえ堂」を見下ろす。

栄螺堂(さざえ堂) - Wikipedia

会津さざえ堂は独特な2重らせんのスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで三十三観音参りができるという大変合理的なお堂です。
また、上りと下りが全く別の通路になっている一方通行の構造により、たくさんの参拝者がすれ違うこと無く安全にお参りができるという世界にも珍しい建築様式を採用したことで、建築史上その特異な存在が認められ、平成8年に国重要文化財に指定されました。

会津さざえ堂公式サイトより

さざえ堂の内部。

螺旋状のスロープをひたすら登り、ひたすら下る。でも通路ですれ違うことは無し。

さざえ堂を見学した後は、本日のメインイベントである「鶴ヶ城」へと向かうべく、またバス停へ。
バス停脇には田んぼがあり、たわわに実った稲穂が収穫の秋を感じさせてくれます。

バスを待つこと15分、バスに乗って15分。いよいよ会津若松城(通称:鶴ヶ城)に到着です。

鶴ヶ城に着いたのはすでに13時近くということで、父も腹ぺこ状態。ということで、まずは腹ごしらえへ。
今回申し込んだツアーは「会津の名物 ソースカツ丼」付きツアーということで、昼飯はソースカツ丼が料金込みでツアー協賛店で食べられるとのことで、鶴ヶ城に一番近い「本丸茶屋」へ。

会津ソースカツ丼の会

出てきた「ソースカツ丼」は父でも「かろうじて完食できましたぁ!」というような大盛りライスの上に「これでもか!」というようなキャベツとソースカツ。

良太は何とかカツ3切れとご飯を半分ぐらい食べて「いっぱい残しちゃって、ごめんなさい!」と心の中で叫びつつ、お店を後にしました。

今回のツアー申し込み時に「フリー乗車バス券付き」か「ソースカツ丼付き」のどちらかを選ぶということで、目の前の文字から溢れる美味しそうなイメージか ら「ソースカツ丼付き」を選んでしまいましたが、結局バスのフリー乗車券を購入したので、昼飯はフリーな「フリー乗車バス券付き」の方にしておけば良かっ たなと二人で反省しました。

で、鶴ヶ城見学へ。(胃がもたれてる!)

若松城 - Wikipedia

1384年に葦名家が築き(築城当時は黒川城)、伊達、蒲生、上杉、加藤、保科、松平と数多くの大名が治め、幕末の戊辰戦争では激しい戦場の舞台ともなった名城です。
NHKで放映中の「天地人」でもドラマの舞台の一つとなっているように、1598年に越後から120万石の大大名として入封した上杉景勝が、1600年に関ヶ原の戦いで西軍に加担したため、30万石に下げられ米沢に移封されるまでの2年間を過ごした地でもあります。

鶴ヶ城は明治初期に廃城となり、天守閣は取り壊され、昭和40年に鉄筋コンクリート造により外観復興再建されたもので、内部は若松城天守閣郷土博物館として公開されています。

日本の名城100選に選ばれているものの天守閣自体には一部残存する石垣等を除いては近年の再建築ということで、国の史跡としての指定名称も「若松城跡」となっています。

天守閣の最上階より城下町を望む。

この眺めが鶴ヶ城から「飯盛山」方面を望んだ景色です。

平成13年に復元された本丸内の干飯櫓(ほしいやぐら)と南走長屋を望む。

この南走長屋では「天地人」の特集展が行われています。

直江兼続の兜の前立(レプリカ)

直江兼続 - Wikipedia

上杉景勝の兜の前立(レプリカ)

上杉景勝 - Wikipedia

干飯櫓の出口あたりで天守閣を背景に記念撮影。

ここから眺める天守閣は、美しい門も背景に収めることができ、絶好の撮影スポットでした。

この日は日帰りの予定で会津若松駅発17時過ぎの磐越西線の快速に乗らないと東京に戻れないと言うことで鶴ヶ城を後にして駅へと向かいました。

本当は父の希望で「磐越西線を走るSL列車(会津若松駅:15時22分発)を見たい!」と思っていましたが、バスは無情にも1時間に1本。
残念ながらSL列車を見ることはできませんでした。(T_T)

駅には電車の出発時間の1時間前の16時頃に到着し、郡山までの快速「あいづライナー」の指定席をゲットし駅周辺をぶらつきます。

会津若松駅前にあった「あかべこ」と記念撮影。(父)

同じく「あかべこ」と記念撮影。(良太)

駅構内のお土産屋さんをブラッと覗いた後、改札内へ。

ホームには「特急あいづ」が停車しており、電車と記念撮影。

485系を「あかべぇ」塗装した専用車です。(嗚呼、テツ父!)

あいづ (列車) - Wikipedia

特急「あいづ」の先頭車両側面には、でかでかと「あかべぇ」の絵が描かれています。

この特急で上野まで戻るのも一興ですが、帰宅時間が遅くなること&乗車時間が長くなればなるほど、父は車内販売で「缶チューハイ、おかわり!」となってしまう状況が明白なので「遺憾ながら」新幹線で帰ることにしました。

会津若松、できれば泊まりがけでじっくりと歴史探訪してみたい街でした。

パパ&良太が郡山に向かう「あいづライナー」が入線。

この電車は私が小学生時代の夏休みに青森の親戚の家に訪れた時に乗った電車と同じ型式。とても長生きな車両です。

この形式、実は寝台特急用の車両で、二つ星は「二等寝台車」を意味します。

「指定席」のプレートに時代を感じます。

クハネ583
「ク」は先頭車、「ハ」は普通客車、「ネ」は寝台車の意味です。

他にグリーン車は「ロ」、モータ車は「モ」が使われていました。ちなみに現在のJR東日本では「E−XXX」という形式名となっており、パッと見ではどんな車両か推測できなくなってしまいました。(意味はあるらしいが)

車内には寝台車の名残りの「ベッド」があります。

昼間は向かい合わせの普通の座席ですが、夜間は座席部分と網棚の部分がベッドに早変わりということで、ちょっとクッションが硬めな2段ベッドになります。

時代を感じさせる車両で郡山まで行き、ここからは新幹線に乗り換え東京へと向かいます。

やまびこ126号で東京へと向かいます。

Silver Weekということで、指定席は取れなかったので、ちょっと贅沢(ツアーだと+α)とは思いましたが、グリーン車を予約してありました。

ちっちゃな良太には大きすぎるようなグリーン車の座席。

歩き疲れた私にとっても、足掛けやレッグレストのついたグリーン車の座席はゆったりとした気分を味あわせてくれました。

私も郡山で買い込んだ缶チューハイ&ツマミで「ご苦労様」の酒宴です。

東京駅に到着し、私たち親子を東京駅まで連れてきてくれた新幹線を眺めている良太。

この旅でもいろいろな出来事がありましたが、終わってみれば楽しい思い出です。

20:30頃、中野駅に到着。お疲れ様でした!

中野駅に着いた時に、夕食を食べていなかった良太は「腹減った!」と言い出したので、マックでポテトを購入し、家までの帰路、二人で袋に手を突っ込みポテトを食べながら帰宅しました。

こんなことも旅が終わってしまえば楽しい思い出です。また旅に行こうね!